金利について知ってみよう!〈3〉

こんにちは! エールの橋本です。

前回、『単利と複利』についてお話させていただきました 今回は『単利と複利』がどのようなものに関係しているのかを見ていきましょう 〇単利運用が使われているもの  ・通知預金  ・3年未満の定期預金(自動継続なし)  ・個人向け国債、地方債 etc..... 〇複利運用が使われているもの  ・普通預金  ・貯蓄預金  ・積立定期  ・米国債(ゼロクーポン債)   etc.... このように、さまざまな金融商品に『単利と複利』は関わっています! もし貯蓄や投資などを始める際は、まずは今回学んだ運用方法に注目してみましょう!!

金利について知ってみよう!〈2〉

こんにちは!エールの橋本です!

今日は前回に金利の基本を知っていきましたが、 『単利と複利』について考えていきましょう!!
まず『単利』とは、当初の元本のみに対して、利息が生じるものをいいます。 これだけではあまりピン!ときませんよね ここで実際の『単利』の例に触れていきましょう!! 具体例:AさんはBさんに100万円を金利3%で貸しました。     
5年間、単利で運用した場合、毎年の受取利息は。。。     
1年目:100万円×0.03=3万円     2年目:100万円×0.03=3万円     3年目:100万円×0.03=3万円     4年目:100万円×0.03=3万円     5年目:100万円×0.03=3万円      
5年間の元利合計(元本+利息)=100万+3万円×5年=115万円 このように元本100万円だけに対してだけ利息が発生するので、元本の金額が変わらない限り、利息の金額も変わらないのが『単利』です。 (発生した利息に対して、利息がかからない) 反対に、『複利』は、利息を元本に含んだ上でその元本に利息が生じるものをいいます! 具体例:AさんはBさんに100万円を金利3%で貸しました。     
5年間、複利で運用した場合、毎年の受取利息は。。。    
1年目:1,000,000円×0.03=30,000円    2年目:1,030,000円×0.03=30,900円    3年目:1,060,900円×0.03=31,827円    4年目:1,092,727円×0.03=32,782円    5年目:1,125,509円×0.03=33,765円  

5年間の元利合計(元本+利息)=1,125,509円+33,765円=1,159,274円 このように元本に対して生じた利息部分も次の利息計算時に元本に含んで計算されるのです (発生した利息に対しても、利息がかかる) 利息運用でも単利と複利ではこのような違いがあるのです!! 次回は単利・複利についてもう少し掘り下げていきます!

金利について知ってみよう!〈1〉

こんにちは!エールの橋本です 。

今日は皆さんローンや預金などで一度は聞いたことがある『金利』について知ってみましょう!!
まず、『金利』とはどういうものなのでしょうか?? 金利とは、お金を貸したり、借りたりする場合に貸し手が借り手から受け取れる手数料のようなものです。(住宅ローンなどでよく聞きますね) 具体的に金利とはどのようなものか 例は、、、 AさんはBさんから100万円を年利2%で借りました。 ここでの年利2%というのは、借りた100万円の2%⇒2万円が貸し手に支払う1年間分の手数料(利息)になります。 よって、AさんはBさんから100万円を借り、1円も返さないまま1年経ったタイミングで一括で返済する場合、 元本100万円+手数料2万円=102万円を返すことになります。 これが金利の仕組みです! 今回は金利のシンプルな考え方について簡単にお話してみました。
次回は金利の種類である単利・複利について知ってみましょう!!